代表取締役社長執行役員

代表取締役

社長執行役員

黒田 俊介

挑戦を恐れないなら、
無限に成長できる会社です。

Q:黒田さんにとって「電通東日本らしさ」ってなんですか?

「電通東日本らしさ」とは、単に東京以外の地域との関わりがある、ということではありません。
「電通」の看板を背負っているけれど、電通にはない個性がある。それが「電通じゃないから出来ること」なのだと思います。クライアントの規模は様々だし、業種も幅広い。電通東日本には自分が手を上げれば、やりたい仕事に関わるチャンスもあります。確かに電通と比べれば規模が小さいので、協力セクションの人員には限りがあります。自分一人で考えて手を動かす必要があり、それがフットワークの良さにも繋がっているのでしょう。
「なんでもやらなくてはいけない」のではなく、「自分の裁量が大きい」と考えるのなら、電通東日本は面白い会社だと思います。

Q:黒田さんの電通東日本人生について教えてください

電通東日本は、少なくとも5つの法人が事業統合して現在の形になっているのですが、
統合前の1986年アド電通東京に新卒入社、初任配属からビジネスプロデューサーとして業務をしてきました。㈱電通雑誌局で勤務し、出版社に広告やタイアップ記事を掲載するメディア部門の媒体担当として仕事をしたこともあります。雑誌局を離れた後は、㈱電通で大手ファストフード企業のBP担当として、愛知、岐阜、三重、富山、石川、福井など中京北陸エリアへ年間200日は足を運び、各地で地域キャンペーンをこなすといった旅人のような毎日を送っていました。アド電通東京帰任後も、㈱電通の営業として二足の草鞋を履いたりしながら、様々なクライアントを担当し鍛えてもらいました。

電通東日本と事業統合した後には、現在の東北支社に配属されています。振り返ると、この40年ちかくで12回の大きな異動をしたことになりますね。仙台支社長や横浜支社長を経験した後、コーポレート部門も経験、2019年には電通イースリーと事業統合~コロナウィルス感染拡大による働き方改革まで…変化の大きい時代も経験し、2022年に電通東日本の社長に任命されました。
弊社のフルメニューを体験した一人だと思っています。

Q:黒田さんが、社長として大切にしていることについて教えてください。

600人規模の会社ですから、社長一人の目が行き届く筈がないし、まして僕はトップダウン型のカリスマでもない。経営陣が打ち出した方針を理解してくれていれば、部署それぞれに判断を委ねるようにしていますし、連携も自分たちで調整してもらっています。
また組織の風通しを良くするためには、人材のシャッフルが必要だと思います。
同じチーム、同じクライアントだけと付き合う閉鎖社会にならないようにしていますが、
その場合も私自身が人事権を握ることはありません。幕藩体制的なお殿様の存在は、時代にそぐわない縦型社会を生む原因にしかなりませんから。

※電通東日本では、DEI推進活動の1つとして「呼称リセットの推奨」をしています。
特に上下関係において役職呼称ではなく、お互いがフラットに尊重しあえる呼び方として
「○○さん付け」で呼び合うことを推奨・社内浸透を図っています。

Q:当社の特徴だと思うのですが、他拠点への転勤についてどうお考えですか?

転職/新卒入社を検討頂いている方にとっては1つの懸念になると思います。
電通東日本には青森から浜松まで11の拠点があり、東京だけが職場ではありません。とはいえ、会社に入ってみたら東京の売上構成が7割を超えているし、首都圏で暮らす社員が半分以上ということに気づくと思います。東京から動いたことがない社員がほとんどで、転勤は少数派なんですね。
私自身は、仙台に骨を埋めるつもりで家族と一緒に行きましたし、行ってよかったと思っています。
弊社において、転勤はネガティブ要素ではありません。地方に住んでみたいという人にはもちろん、そう思っていない人とも対等に話ができるような関係でいたいですね。

Q:最後に電通東日本の仲間へ、そして未来の仲間へのエールをお願いします!

今、電通東日本への入社を考えている皆さんにとって、「自分が成長できる場なのか?」と考え、大きな懸念を抱いていると思います。ただ1つあらかじめお伝えしておきたいのは、「成長」は会社が準備した教育カリキュラムで獲得するものではありません。むしろ直面する現実の中で、自らが勝ち取って行くものだと私は考えています。そして、「挑戦を恐れないのなら無限に成長できる。」それが電通東日本です。 勘違いしないで欲しいのは、「電通グループ」という特権的な魔法はないということ。
人間同士が対話と工夫を重ね、苦労の末にたどり着いたソリューションを広告という形で表現する。
それは、愚直な日々の積み重ねでしかありません。広告業界がスマートでカッコいい世界だなと考えているのなら、大きな間違いです。テレビやメディアを通じてメッセージを届けることが華やかに見えるかもしれませんが、それは、顧客が伝えたい情報を代理で伝えているだけ。テレビ局と仕事ができるから、タレントと会えるからという動機はまったく無意味です。 まず、自分の仕事を極めることを目指してほしいと思っています。
弛まぬ努力を続けることでアンテナが伸びていき、アンテナを立てた者同士の「繋がり」が広がっていく。
その繋がりは、部署を超えてもいいし、電通グループ間や国境を超えてもいい。
繋がっていくことこそ醍醐味であると、私は信じています。
繋がったパワーは、一人では生み出せない突き抜けた爆発力を生む。
アウトプットが自分の成長体験となり、一人ひとりの革命的な成長が顧客の喜びにつながる。
その舞台が電通東日本であってほしいと願っています。

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