だれでも第九

ヤマハの演奏アシストAI技術「だれでもピアノ」を拡張させ、手や指に障がいのある3名がピアニストとして、プロのオーケストラ・合唱団とベートーヴェンの「第九」に挑戦したかつてないライブエンターテインメント。その反響は世界中へ拡がり、各国のニュースで取り上げられ、国内外の広告賞を多数受賞した。 

だれでも企画だから生まれた、だれでも第九。

2022年1月にアイデア出し開始。そこから9ヶ月間に亘って試行錯誤を重ね、今回の「だれでも第九」辿り着た。このような壮大でインクルーシブなアイデアが誕生したのは、普段の業務とは違、クリエーティブの人間だけが企画を考えるのではなく、BPもストプラもプロモーションも関係なく、チーム全員が一丸となって考え抜いたから。セクションをし、だれでも企画するという姿勢で望んだからこそ、この「だれでも第九」は生まれた。 

情熱があれば、だれでも音楽家になれることを伝えたい。

ヤマハのブランドプロミスであるMake Waves。それは、音楽によってもたらされ心震わす瞬間を表現したもの。そんな音楽の喜びを、だれにでも平等に届けたい。⾝体的な障がいがある人は、周りがサポートしてもステージで演奏したり、誰かと合奏したりすることが難しい。そんな声があった。だから、「だれでも第九」では、障がいがあると、ステージに立つことや合奏する喜びをあきらめざるを得ないという先⼊観を覆し、情熱があれば、だれでも⾳楽家になれることを証明しようとした

かつてないイノベーティブな挑戦たち。

障がいのある3名AI 技術のサポートを受けてオーケストラのピアニストになり、第九の全4楽章を合奏するという前代未聞のプロジェクト。福祉やチャリティーではなく、ライブエンターテインメントとして最高レベルの完成度を目指した。そのために、ピアニストたちは、約9月間に及ぶ練習を行なったそれと並行して、成長速度に合わせた第九の編曲、3名の演奏データ収集して、それぞれの特徴に合わせアシスト技術を改善していった。だれもやったことのない、だれに聞いても「無理でしょ」と思うような企画の成功に向けて、関わるすべての人が挑戦し、一歩一歩進めていった。

その日、コンサートホールは感動に包まれた。

202312月21日の本番。東京赤坂のントリーホールにて、「だれでも第九」コンサートは行われた。その模様は、YouTubeやX上で全世界に向けてリアルタイム配信。3のピアニストとオーケストラ・合唱団の演奏は、いまだかつてない第九の音色となって、コンサートホールはもちろん、世界中の人びとを感動させ、その心を震わせた。 

各国のニュースに。そして、国内外の広告賞を多数受賞。

国内メディアはもちろん、世界三大通信社のひとつであるAFP通信をはじめとした各国メディアに取り上げられ、世界36か国5億4600万人にリーチ。また、SNS上には「全ての人が夢を諦めず好きな楽器で好きな音楽を演奏できる時代になってほしいと感じました」や「AIと人間ってこうやって共存するべきなんだ」など、ポジティブな反応であふれた。さらに、業界内外から高く評価され、Cannes LionsNew York Festivals、ギャラクシー賞など、さまざまなアワード受賞した。 

※事例紹介として記事を作成しているため、クライアント名の敬称を省略させていただいております。

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