電通東日本に入社を決めた理由を教えてください
もともとは軸が定まっていなかったので、何となく気になる化粧品業界や旅行業界など好きなものにかかわっているものを中心に受けていました。ただ、いろんな業界を知って解像度が上がることで、だんだんと「自分自身の考えを売りたい」のではないかということが共通項として見えてきました。バレエや絵を描くこと、アニメなどがずっと好きだったように、自分で作るにせよ鑑賞するにせよ、「表現」に携わりたかったのだということがわかりました。それから広告会社中心に受け始めました。
就活をする中でOB訪問を行っていたのですが、電通東日本の社員の方々は特に、仕事への強いビジョンを持つ一方で、見ず知らずの私に面接練習や社員紹介など、驚くほど親身に寄り添ってくださいました。
結論、とてもスタンダードな答えになってしまうのですが、社員の人となりが最終の決め手でした。
就職活動をする皆さんはそんな答え聞き飽きたよと思うかもしれませんが、前述のどんなお仕事をするか、と合わせてどんな人と働くかは、心の安定のためにも、成長のためにもとても大切なことだと、今は一層強く思っています。
現在の仕事内容について教えてください
半年の新入社員研修の中で4カ月間グループ会社である電通Ⅰ&Cパートナーズに出向していました。その後、東北支社のソリューション部に配属されました。電通東日本の拠点(東北・新潟・静岡)のソリューション部では、広告会社でできるほぼすべてのコミュニケーションに携わることができます。私自身は、研修中に出向した経験をデジタルネイティブの世代として生かし、よりその部分を伸ばしたいと感じたため、WEBの担当を希望しました。WEBといっても本当に幅広く、LPや配信物のデジタルクリエイティブ、SNSの投稿企画考案、媒体のプランニング、提案書の作成、クライアント様への提案、配信の推進などが様々です。加えて、広告戦略全体の方向性を考えるストラテジックプランニングや、イベント関係の立ち合いのお手伝いをすることもあります。
これもやってみたいと伝えれば、先輩方がそれを鑑みて業務を差配してくれるので、挑戦しやすい環境だと感じています。
仕事でのやりがいや成長を感じた時について教えてください!
1つ目は、初めは先輩方に見ていただいていた企画書を、もう確認なしでいいよと言っていただいた瞬間です。今思えば初めはパワーポイントのアウトプットは汚く(半角全角バラバラ、図の上下バラバラなど)、言いたいことが整理できておらず、提案の信頼性を損なってしまっていました。自分なりに一生懸命だったので落ち込むこともありましたが、先輩方は根気強く社会人としての基礎から企画書のセオリーまでたくさん時間をとって教えてくださいました。
今は裁量を多く任せてもらえるようになり、自分の言葉に責任を持つ重みと喜びを感じています。
2つ目は、クライアントの皆さまが、「結果が出た」と喜んでくれたり、信頼していただけたりしたと時が嬉しいです。
例えば、あるクライアントのSNS企画において、アニメ好きを生かしてオタク的な視点(笑)で、どういう要素があったら投稿が伸びるかな?と工夫した結果、予想以上に多くの広がりを得られました。
また、幼稚園の入園者募集の広告配信において、ただ知らせるだけではなく、どうしたら「ここに入りたい」と思ってもらえるかを重視してクリエイティブを制作することで、「これまでで一番申込者が多かった」という感想をいただきました。
自分でプランニングする以外にも、宮城の情報誌に寄稿したり、SNSやWEB広告についてセミナーをしたりと、貴重な経験を積ませていただいています。
仕事をするうえで大切にしていること(心がけていること)はありますか?
WEB広告は媒体もたくさんありますし、用語もアルファベットが多くてなんだか難しく見えてしまうことが多いですが、「それで自分は買うの?」をまずは大事にしよう、と、先輩方に教えてもらいましたので、頭にいつも置いています。本やセミナーで広告会社としての知識はどんどん吸収しつつ、消費者としての素朴でフレッシュな視点も同時に忘れずにいたいです!
入社前後でギャップはありましたか?
良い意味でギャップがありました。正直広告業界に入る時点である程度のハードさを覚悟していたのですが、かなりホワイトです!
休暇の種類が多いですし、業務と兼ね合がつけば自由に取得できます。それを利用して昨年は夏に1週間エジプトに行きました。
ミーティングなどがなければ、自分で仕事のスケジュールを調節できるので、フレックスタイム制を利用して早く終業し、プライベートの用事を済ませることもあります。
先輩方は、いつも「キャパシティー大丈夫?」と業務を割振るときに確認してくれます。
支社勤務でのメリット・デメリットを教えてください。
メリットは仕事面でいうと、先述したように、電通東日本全社で、その規模感やカルチャーから、自分でやろうと思えばどの領域も担当できたり、意見を反映できたりと可能性の広い会社ではありますが、支社ではより顕著にそれが出ることです。
「それって1つのことに詳しくなれなくない?浅く広くにならない?」と思われるかもしれません。実際のところは、戦略から実装まで知っている・携われるとことで、一部分だけの場合よりも、クライアントの意見を細かい部分に反映し、しっかりと筋の通った提案にできたり、配信の機械学習のロジックを制作に適用して最適化してみたりと、結果として「考えを売る」という広告会社としての仕事の質は高まるように感じています。
自分で考え抜いて、これがクライアントにとって一番良いと思う提案や改善をして行けるのは大きなやりがいです。
プライベートでいうと、手厚い住宅補助や転勤手当のおかげで生活にゆとりが持てるのも隠れた魅力です。
デメリットは、私の場合ですが、大学時代の友達が東京にいるので、会う頻度が落ちたことですね。
たまに観光やスノボをしに遊びに来てくれるので、それはそれで違った楽しさはありますし、先輩がテレビ局の同期を紹介してくれて新しい友達ができたので、結局楽しく過ごしています。
渡邉さんが思う「電通だからできること。電通じゃないからできること。」って何だと思いますか?
前者については、ネームバリューによる期待感で、とりあえず話を聞いてもらいやすいこと。「電通」という看板に対する矜持は、社員の仕事に対するこだわりや熱にもつながっていると思います。また、様々な知見のグループがあるので、これだったらこの会社に相談かなという目処が立ちます。
後者については、小回りが利く規模感から、上流から下流まで一気通貫でクライアントに携われることです。どのメディアを使って、どう広告を展開するのか、それをどうクライアントに伝えるのか、すべてに携われます。クライアントのさらに先にいる『東北の人々』の顔を想像しながら、手触り感のある施策を実施できることが『電通じゃない』面白さだと思います。
候補者の方に向けてメッセージをお願いします!
就活は嫌な気持ちになることも多いと思います。私自身は、サークルに熱中して始めるのが遅かったので、時には泣きながら面接練習をしていました。
長い就活という戦いで、ずっと気を張りつめていたら疲れてしまいます。
その時その瞬間は最悪に感じたことも、 1つでも異なったら、今こうはなってないんだろうなと、良いことが起きたときに思うことがあります。
ある企業の面接で、自己PRで何でもいいので自分を1分で表現してくださいというものがありました。私は大学時代ダンスサークル所属だったので、一生懸命練習してきたダンスを踊りました。踊り終わった後に言われた言葉は、「素晴らしかったです。しかし、音が入っておらず無音でした。」でした。しかし結果的に、健気さを評価されてか?その面接を通過することができました。ハプニングをどう乗り切るかという姿勢を見ていただけたのかもしれません。
「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」という、実業家稲盛和夫さんの言葉が就活にはぴったりだと思います!周りの人を頼りながら、GOOD LUCKです!